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出産までの長い道 7月 

「前置胎盤ですね~」
不安もあるけど、長かった妊活生活も終わり、晴れて私も妊婦、ママの仲間入り!なんてのんびりしていた20週目の検診の日。
お医者さまからは、聞いたことのない診断。
前置胎盤と言うのは、普通、子宮の上部に作られる胎盤が、子宮口を塞ぐ形で作られてしまう発症率1%以下の珍しい妊娠ケース。漏れなく帝王切開で大量出血が予想されるため母子共にハイリスクなお産になるのだそう。

それでも、今まで二人三脚でやって来たお医者さまを信じていれば安心。お仕事も休んでいるし、問題ないだろうと再びのんびりとマタニティライフを満喫していました。
先日、両親学級のため、夫と出掛けようと家を出たところ、突然めまいに襲われ、目の前が真っ白になりました。幸い、近くにいた方が救急車を呼んでくれ、夫も一緒にいたので、意識はすぐに回復したものの、いつもの産婦人科まで救急搬送されました。
お腹の張りを抑える薬(リトドリン)の副作用で、服用後動悸が続いていたので、先生の指示の元、薬を止めたところ、動悸やめまいはなくなりました。
とは言っても、搬送時は担当医もおらず、お腹の張りもあったため、切迫早産の可能性を考えしばらく入院となりました。

初日は、だるさや点滴の疲れ、お腹の張りもあり、ほとんどベッドの上で安静を余儀なくされました。今日、この日記を書いている時は入院から3日目。点滴も外れ、そこそこ元気を取り戻しました。
目立った出血もなく、このまま退院かな~と思った矢先、担当医から転院のおすすめが。通っている産婦人科では未熟児の対応が出来ないので、一時帰宅も許されず、このまま大学病院へ移り、出産までの管理入院の予定になってしまいました。

まだ23週目。早すぎる診断に少々面食らいました。予約していたエステもキャンセルしないといけないし、子供が生まれたら行けないだろうと計画していた女子会やカフェ巡りデートがパァ…!そして、結婚3年目にして早くも別居生活…!!圧倒的大誤算。
私の体や赤ちゃんのことは病院がなんとかしてくれるからまだいい。でも、夫はこれからどうなる?一番に心配したのが、夫のことです。
夫は入院中(連休だったこともあり)毎日お見舞いに来てくれ、入院生活に必要なものを差し入れに来てくれています。
それでも、近いとは言えない病院の往復、仕事と家事の両立。自炊生活。毎日のように「もう独りの生活なんて考えられない、君がいないと生きていけない」と話していた夫。家のことは任せとけ!なんて元気に振る舞っていますが、彼のほうが体を壊さないか不安になっていまいます。私にできるこが、病院で食べて寝ることしかないのが歯がゆいです。冬に無事赤ちゃんと一緒に自宅に帰り、新米パパママ同士頑張って行けるよう、お互い健康第一で退院の日を迎えたいです。

最後にちょっとだけ、病院生活の話。
切迫早産の可能性があるため、院内での過ごし方は、食事、トイレ、診察、シャワー以外はベッドの上でゴロゴロです。
自宅にいた頃は、夫の朝ごはん、お弁当の準備、片付け、洗濯、掃除、自分のご飯と、二人暮らしなので、専業主婦としては楽な家事でしたが、お茶を飲んで一息ついた頃には、お腹がぎゅうぎゅうと痛みだし、昼過ぎまでベッドで横になる日々でした。多少の痛みは仕方ないと、あまり深く考えず、元気になったらアイロンがけやお絵描き、夕飯の支度等をしていました。
入院してから、家事はしないし、食事は勝手に出てくる上げ膳据え膳生活が3日を過ぎた頃には、まったくお腹の痛みを感じていないことに気がつきました。
負担の少ない家事だと思っていましたが、意外と自分の体は無理をしていたのかもしれません。

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病院食の一部です。産婦人科は量が半端ないとウワサでは聞いていましたが、働いているスタッフも同じものを食べているようで、例に漏れず食堂と変わらないクオリティです。つまり味が濃いしスタミナ満天。
お粥とか、もう少しさっぱりしたものが食べたい…。
お腹が大きくなってきた私は、すぐ胃が圧迫され、毎回半分も食べられません。(体重が増加ぎみだったので、普段はビスケット2枚とか切り餅ひとつを食事として取っていました。と、言うか基本安静なのにこの量完食してたら、必要以上に太るだろ!オバチャンには高カロリー過ぎるぜ…!)
味は、不味くないです。不味くないんですが、三方をカーテンに囲まれた匿名性の高い大部屋ひとり、誰が作ったかもわからない料理を無言で食べていると、自然と食欲も湧いてきません。自分が元気にならないと愛する夫に心配をかけてしまう。そんなことを考えながらたんたんと口に食べ物を押し込んでいると涙がこぼれることもありました。
私がほとんど箸を着けない時もあるので看護師さんにも心配されてしまいました…。
空調が効いている病室でもけっこう汗をかくので、週3回しかシャワーを浴びれないのはきついですね。
あと、ときどき、見ていないはずのテレビが勝手に点くことがあるんです。(隣の方のリモコン操作がこちらに誤送信されているようです)初日の夜に急に点いたので怖かったです。

回復しなきゃとか、頑張らなきゃと思っても、こればっかりは体質の問題なので、担当医と運命に身を委ねるしか方法はありません。なにより大切なのは、自分を責めないこと。なんで普通の分娩じゃないんだろう、元気に産んであげられなかったらどうしようなんて、クヨクヨしてても始まりません。今、母親としてできること、それがひたすらゴロゴロ!ダラダラすること!自分の得意分野じゃないか!応援してくださってる方々には本当に感謝しています。
こんな感じで、今の病院にはあと1週間程入院します。出産まで3ヶ月あまりを元気に過ごせるか、ちょっぴり不安な入院生活、スタートです。

〔2019/07/16〕
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