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プロはなぜ映画を見るのか 

おはようございます(夜でも)。生活環境が大きく変わり、体調にも変化が訪れ、寝込むことが多くなりました。今はふるさとに帰り、体を休めています。日中は猫たちのお守りをしています。通院があるので週明けには戻らないといけないのが残念です。
久しぶりの帰省にもかかわらず、変わらぬ素振りで接してくれる老猫に、じんわりとくるハプニング(失禁)がありました。

絵描き道具を置いて羽を伸ばそうと実家にいるのですが、執筆くらいはしようと、日記を書くことにしました。編集後記だのコラムだの揶揄されるこの記事ですが、あくまで日記です。
さて、今回のお話はタイトル通り、「プロはなぜ映画を見るのか」です。漫画雑誌の後ろの方にある、作者コメントで毎回必ず一人は話題にしている映画のネタ。娯楽として見ているんだろうと思いがちですが、実はこの映画と言うコンテンツ、クリエイティブな仕事をしている人には結構重要な勉強の場ではないかと思うんです。
絵を描く仕事を目指していると、専門学校でも映画を見る時間があったり、面接でも「最近見た映画はなんですか?」と聞かれたり、スタッフとの日常会話のネタになったり、漫画家だけでなくその道のプロも、ありとあらゆる場面で映画を見る機会がぐっと増えたと実感します。先輩方からも面白い映画をすすめられます。

単に「映画見ようぜ!」としか言われず、どうして興味のない映画なんか?とはじめは私も映画に興味を示せず、今もですがお恥ずかしい話、絵かきの端くれにもかかわらずあまり映画を見る方ではありません。だけど、漫画を描くようになって、漫画づくりに躓いたとき、自然と映画を見るようになったのです。映画は手っ取り早く画面や構成、ストーリー展開、言い回し、登場人物の衣装、小道具、舞台設定など、ありとあらゆる作品作りに必要な「おもしろさ」のヒントを見つけられるコンテンツだったのです。要するに映画なら情報集めのための体力を最小限に抑えつつ「引き出し」を増やせることができるんですね。
シーンや構図、盗めるものは盗んでもいいんです。むしろ参考なしで描けちゃう天才はそうそういないと思います。(参考なしで描けちゃう人はだいたいその構図をどこかで見ているはずなんです)実際、海外のアニメには映画作品を例えに出したりパロディやオマージュがたくさんあります。せっかく好きなアニメを見ているのだから、元ネタとなった映画もチェックしておきたいですよね。(マーベル系を見ようと最近思っていますがなかなか手が出せないのが現状…)
とにかく、面白いコンテンツを排出しているクリエーターはみんな映画を見ているし、映画のような人を惹き付ける「見せ方」のノウハウを知っているんだと思います。(かの有名な演出家大地丙太郎氏の演出の本によると、説明はあとでいい、いちばんおもしろいところをド頭にもってこい!だそうです。意訳)

ちなみに私は最近韓国の『愛と罰』を見ました。エロサスペンスなんですが、最後ジョンホ先生ってなんで生きてるんですかね?マイナーな作品なので、解説とかないので一人でもやもやしています。字幕で見ましたが、韓国語のささやくような話し方って日本じゃできないよなーなんて思いながら見てました。
みんな、映画見ようぜ!



最近、ツイッターの方で交流させていただく機会が増えまして、他者様の漫画作品を読むようになりました。こんなに創作漫画ってあるんだ!とビックリしています。ガチ勢って貴重ですよね。とても勉強になります。
客観的に「読ませる漫画」を見ることができるので新しい発見がいくつかありました。次回から色々工夫して見たいと思います。まだまだ勉強不足ですが、実験的なことが気軽にできるのが、創作漫画のいいところです。楽しみにしてくれている方をリアルタイムで感じられるので、ツイッターを見ているとやる気が出てきますね。早く体の調子が良くなるといいなー。

[2019/03/15]
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