エイダ ワークステーション - 公式ブログ

アナログな人間 

ちょっと悲しいお知らせからです。
長い間利用させていただいていたランキングサイトが閉鎖するそうです。少しでも多くの方に漫画を読んでいただきたくて登録してたのですが、時代の流れは残酷なもので、閉鎖にあたり、作品が人の目に触れるチャンスがpixivとTwitterのみになってしまいました。
これを気に、新たにどこかのランキングとか投稿サイトに登録しようかと考えたのですが、いかんせん管理が大変で…。実は昨年はいろいろSNSを始めたりもしてみたのですが、やっぱり管理が行き届かず、結局続けられたのはツイッターのみでした。
wCRさん。使いやすいランキングサイトだったのに、とても残念です。今後、お手軽なサイトが見つかったらまた登録したいと思いますが、今はこのブログとピクシブとツイッターで活動していきます。まだまだ細々ですが、これからもよろしくお願いします。

時代の流れと言えば、最近はスマートフォンがサイト閲覧の主流になり、このブログもパソコンで見ている方が少なくなってきたんじゃないかと思います。
このブログを始めて長いのですが、画像の解像度が驚くほど進化しましたね。私自身、今の時代に合わないツールで漫画や画像を作成しているので、スマートフォンで見ると画質の粗さにがっかりしています。
始めたころは横600pxでも大きいと感じていたのに、今では1000pxくらいでちょうどよかったり。また一から解像度をあげて画像を作り直すのはちょっと面倒…。今の漫画作業でも度々フリーズすることがある我が家のパソコン。とても高解像度作成には耐えられそうにありません。
できる限りは、見やすい使いやすいページを目指していきたいですが、画像の方は見れればいいや程度のクオリティです。漫画も鉛筆だし。どこまでもアナログな人間です。すみません。

そんなこんなに伴い、スマートフォン版のページの仕様を新しくしてみました。スマホ版ではカテゴリが表示されないよう(?)なので、いちばん新しい記事にカテゴリリンクを追加しました。web漫画は性質上、見やすさが大切ですよね。スマホで見るなら立てスクロールで一気に見れる方が個人的には使いやすいです。出きるだけまとめて見れるように、話数や概要を挟んだりしているのですが、実際のところ、どうなんだろう?パソコン版はカテゴリ分けが表示にされ、それなりに見やすいページになっていますので、よかったらパソコン表示に切り替えて見てくださいね。
新年早々、新しい時代についていけないと感じ始めた中の人です。明けましておめでとうございます。


今年は暖冬らしく、穏やかな日が続くと思いきや、日々の寒暖の差に体がやられました。その上、利き腕の腱鞘炎?子供を抱っこしていたら、手首を痛めたみたいです。早めに病院行きたい。なので、腕の負担を少し減らすため今月は漫画をお休みして、のんびりイラストや4コマ漫画などを描きたいと思います。泣き止まないこともあるけれど、よく笑ってくれる子供の世話が楽しいです。初めて笑いかけてくれたときは涙が出ました。
少しずつですが、大長編に向けてプロットも始めました。5話にわたって執筆予定の大長編。シーズン3のクライマックスです。ページ配分などもあるので、33話の投稿は少し先になるかもしれませんが、しっかり練り上げて皆さまにお届けできればと思います。次回もお楽しみに!

今日はスター・バタフライのフィナーレ・サタデーを見ながら、このブログを描いています。スタバちゃん今までありがとう。ドーナツやタコスが食べたくなってくる不思議なアニメ。

〔2020/01/25〕

戻っていく日常 

気がつけばもう年末ですね。
出産、里帰りを終え、自宅でのワンオペ育児が始まり、1ヶ月がたちました。子供も2ヶ月目になり、来年から予防接種が始まります。
家事と育児をしながらも、なんとか自分の時間を作ることができ、先日漫画の最新話を投稿しました。元々クオリティも低いので、ブランクがどうとかはなかったですが、ペースが落ちずに描くことができ、自分でも驚いています(つまり以前からぐーたら描いていたわけで)。

落ち着いてから母子手帳を見返したら、3リットル近く出血してました。マジで死ぬところだったようです。
…。
まだ子供がたくさん寝てくれている時期なので、自分の時間を作れますが、もう少し大きくなってきたら、行政サービスやヘルプを考えていこうと思います。なので、今のところ日中は誰にも頼らずワンオペ育児。夜は夫がお風呂と家事と手伝ってくれています。義実家では両親の目もあり、あまり子供と向き合えてなかったので(唄とか声かけとか恥ずかしかったり、両親が孫を抱っこしたがったり)、自宅に戻り、思う存分お世話を楽しんでいます。好きなお料理もできるし、気分転換にもなるし、お絵描きだってできる!
2ヶ月たって子供も4kgを超え、私は6kg痩せました(妊娠前まであと2kg)。低体重で産まれたけれど、1ヶ月検診では成長曲線どまんなか。順調に大きくなっていてひと安心です。日に日に重くなる我が子。抱っこが辛いな~なんて弱音を吐いていられません。最近はよくぐずるようになってきたので、抱っこして唄ってあやしています。肘も膝も痛い痛い。でも、不思議とママも赤ちゃんの成長に合わせて体力がついていくものなんですね。今まで鉛筆よりも重いものを持ったことがなかった私も、少しずつ腕がたくましくなってきた気がします。
力持ちのお母さんになりたいです…!
最近では喃語を聞くことも。でもまだ、顔を見て話しているわけではないので、コミュニケーションがとれるのはずっと先。早くあやすとニコニコ笑う姿が見たいです。
そうそう、妊娠中に作ったスタイが大活躍しています(フォロワーさんに教えてもらって助かりました!)。物凄く吐き戻しが多く、泣いては吐き、うんちをしては吐き、ご機嫌な時も吐きます。(ミルクは100~120mlなのでこの時期の子としては普通?)
窒息だけしなければいいのかなー?なんて、服やシーツの取り替えに追われていますが、悩みすぎずのんびりやってます。

自覚はありますが、私の育児がかなりズボラなせいなのか、保健師が2週に1度我が家に様子を見に来てくれています。知り合いも頼れる人もなく、子供の昼寝の合間に机にかじりついて執筆している私が変に見えるのか、泣いてもミルクはあげるな、母乳やめろ、オムツは濡れたらすぐ替えろ、夜は独りで赤ちゃんの世話をしろ、縦抱きはよくない、3食喰えと、めちゃ指導されます。毎回、児相に連絡すること強く進められるので帰ったあとは少しへこみます…。

それから、心配なのが産後の肥だち。1ヶ月ほどで悪露が終わるらしいのですが、じつはまだ鮮血が続いているんですよね。病院にも行きましたが、「こんなもんです」と言われました。ホルモンが不安定なせいで出血しているようです。ネットや本には1ヶ月たってもおさまってなかったら病院へ!って書いてあるのに。検索しまくっちゃいましたよ。
一応お医者さまに問題なしと言われたので、気長におさまるのを待ちたいと思います。まあ貧血もないので、大丈夫なんだろうと。

まだ漫画の投稿ペースは不安定なので、次の投稿は未定ですが、本編も残り半分を切りました。物語も収束に向けて動き出しています。終わるのは寂しいけど、最後まで心を込めて描いていこうと思います。
今回(#29)のお話、パロディ回だったのですが、読み手に伝わっているのか謎で、投稿したあともなんだかソワソワしています。
SFつながりで、星新一作品をモチーフにお話を描きました。カフェは登場しないのですが、主人公たちが入れるお店と言うことで、カフェを兼営している設定になりました。ロボットが入れるお店といえば、『イヴの時間』というアニメもそんなお店が舞台で、様々なロボットたちが集っていましたね。時たまマニアックなパロディをいれつつ自由に描いています。
ロボットと人との少しフシギな家族を描きつつ、笑いあり、涙あり、ちょっぴり冒険ありで、お手ごろなSF居候漫画だそうです(フォロワーさん談)。来年もよろしくおねがいします。

〔2019/12/16〕

ただいま! 

こんにちは。最近はすっかり寒くなり、冬らしくなってまいりました。体調も落ち着いてきたので、久しぶりに近況報告です。

10月半ばに第一子を出産し、今は母子で主人の実家にお世話になっています。
1年近く続いた不妊治療、体外受精、ようやく授かった新しい命。これから、母親として大きく成長していくんだ!と心に決め、出産の日まで臨んだわけですが。
入院の日。前置胎盤になので、今回は帝王切開での出産です。代わる代わる医師が病室を訪れ、手術の説明。事前に説明書やパンフレットで大まかな流れは理解しているものの、やっぱり怖い。
痛くないって言われても、やっぱり怖い。

前日から入院し、夕飯も普通に食べ、朝食はなしで、朝イチで手術着に着替え、点滴をして手術室へ。前日、当日と主人が付き添いで来てくれていたけれど、いざ、別れて独りで台に上がると緊張がマックスに。ぼんやりと流れる平沢進氏の「石の庭」を聞きながら、医師の指示でいざ麻酔。
これが痛すぎた。痛すぎてパニックになりました。
あとで、同室の先輩ママさんに聞いたのですが、幻痛ってやつで、なにもしていないのに、痛みが全身を襲い、痛い!痛い!と私は過呼吸に。

「奥さん、パニックになってるから、全身麻酔に切り替えますね」
「はい、赤ちゃん出てきましたよ」
「思ったより出血多くてね…」
控え室で待っている主人の元に、担当医が何度も来て状況を説明してくれていたそうです。
急きょ全身麻酔での分娩で、産声とか出産の感動とかはありませんでした。(産声はしっかりとあげていたそうです)気がついたら病室の天井で、喉はガラガラ、寝返りもうてないほどの痛み。呼吸器、心電図、血圧計、点滴、輸血、カテーテルとフルコースで主人が言うには、顔面蒼白で死んだようだったそうです。
前日から自己血は採っていたものの足りず、日赤の輸血を受けました。
2時間おきの寝返りナースコールと、点滴の交換で時間もわからないまま、一夜を過ごしました。
次の日の夜には起き上がることができ、ようやく赤ちゃんと対面でき、流動食も食べられました。
術後2日目にはトイレにも行け、カテーテルも外れ、鉄剤の点滴は繋がれているものの、大分人間らしい生活に。痛み止めをガンガン使っていたので、痛みはあまり感じず。ピルを使った生理の時の方が痛かったくらいです。
赤ちゃんは2500g以下ではあったものの元気で、予定通り、一緒に退院することができました。抜拘でもまたパニックになりましたが、よくここまで回復したと看護師さんから驚かれる中での退院でした。

無事に子供が生まれ、自分も生きて帰ってこれた。今こうして、すやすや眠る我が子の隣で、文章を打っていても、果たしてこれは立派なお産だったのだろうかと、自問自答してしまいます。
とにかくビビりで、どうしようもない自分が情けなくて、痛みも感動も乗り越えられなかった自分が、親になってもいいのかと。
担当医からは全身麻酔でよかったと言われました。確かに、痛かったし嬉しい気持ちもある、でもなんか違うような…。胎動が辛くて、37週で妊娠も切り上げちゃった。立派なお産てなんだろう??

義実家でお世話になること1週間がたちましたが、なんだか精神的に疲れます…。(義妹さんも里帰りをしたそうですが、2週間が限界だったと言う話を聞いて、変な笑いが出てしまいました)
赤ちゃんのお世話は、毎日成長が見れて嬉しかったりで、楽しく子育てしていますが、お絵描きや食事が自分のタイミングでできる自宅の方が絶対精神衛生的にはいい気がします!それに、主人がそばにいてくれる方が、頑張れる!
というわけで、体調が戻り次第、自宅に帰る予定です。なので、執筆再開は少し早くなるかもしれません。
これから本格的に寒くなるので、不用意な外出は控え、体調管理にもいっそう気を付けて参ります。

ツイッターでのお祝いのコメントありがとうございました。こんなに小さな命の誕生を、たくさんの方に祝福されたことを、いつか我が子に話したいと思います。
このブログを読んでくださっている方もありがとうございます。妊娠前から、誕生まで無事に記録をつけられて本当によかったです。

〔 2019/11/05 〕



貧血で鉄分補強用の産科食。ゼリーふたつ、ヨーグルト、バナナと半分が甘いもので心が折れそうでした。

出産までの長い道 10月(最終回) 

早いもので予定日まで、残り1か月となりました。臨月に入りお腹もとても大きくなり、自分のおへそも見えないくらいです。

タイトル通りこれで『出産』までの記録はおしまいです。来るXデーまで、漫画の活動はお休みしてゆったりとした姿勢でできることをしたいと思います。実をいうと、もうすでに机に向かうとお腹が使えてしまい、思うように描けなくなってしまいました。椅子に姿勢よく座ると胎動が強くなり、赤ちゃんが苦しそうで…。夜もうまく寝れなくて、別室の座椅子で寝ることもあります。
ますます強くなってきた胎動は、赤ちゃんが眠ってる(?)時以外は常に感じて、今手を動かした!今寝返りを打った!と、何をしているのかおおよそわかるほどです。痛いときもあるけれどそれももうすぐ終わるとなると、愛おしく感じるものです。

出産スタイルが帝王切開で決定となりました。前置胎盤なので、縦に切るそうです。まだ時間があるとはいえ、痛いのかな~と、ふと怖くなる瞬間があるけれど、無排卵からの先の見えない不妊治療の方が断然きつかった!って思えます。
またダメだったねって先生に苦笑いされたり、看護師さんに変にフォローされたり、毎日の痛い注射に比べたら、祝福されて迎える出産だもの。きっと幸せな気持ちでいっぱいのはず。
それに、産後の楽しみを主人と計画中しており、つらい入院生活や育児を乗り切ろうと二人で頑張っています。生まれたら実家に帰る予定なので、3か月ほど単身赴任生活になってしまうのが寂しくてなりません。

先日の検診(35週)のお話。採尿もノールックでできるほど。体重が2週間で0.5kgも増えていて、この時期の増加はまずいんじゃ…と内心焦っていましたが、エコー検査で赤ちゃんの体重が前回から300g近く増えていることがわかりました!自分が太ったわけじゃなくてほっとしていますが、最近ほんとうに甘いものがやめられなくてどうしようもないです。
両親学級の後、甘いものが我慢できなくなった私は、主人にお願いして回転寿司屋さんに行きました。ケーキやアイスをたらふく食べた後、食後にカフェオレを注文したところ、なんと機械の故障のようで注文できず。主人も残念だねーと苦笑いして帰りました。
ところが、3日前、主人が休みなので、入院グッズなどを買い出しに隣町へ出かけた時のことです。帰りに甘いものでも食べようと、クレープ屋さんに立ち寄りました。二人でアイス入りのスペシャルクレープを注文したところ、鉄板が急に動かなくなったと返金されてしまいました。先に推してもらっちゃったスタンプカードのみを握りしめ、帰りの電車越しにお店を見ると、すでにシャッターが降りていました。
こ、これは赤ちゃんが、食べるなと言っているのかもしれない…!
そんなことを夫婦で話し合っていました。これがいわゆる妊娠中の不思議な体験ってやつなのか、私たちの身の回りで起きた出来事でした。
そう言えば、自己血を取るときも、血が固まらないように袋を動かす機械が止まってしまい、看護師さんが苦笑いしながら手動で袋を動かしてたなあ…。機械トラブルと縁があるのかわが子よ。手術は無事何事もなく終わりますように…!

今のところ、妊娠前と比べると5㎏ほど増えているだけなので、新しい病院の方では指導は特にありません。産後苦しくなるのが嫌なので暴食は避けていますが、このままの増加スピードで出産を迎えられたらと思います。

自己血も600ml取ったけど、もしもの時は母体を最優先でお願いしました。筋腫も取れそうなものがあれば取ると…。手術の日は、主人も朝からいてくれるそうなので、頑張って乗り越えたいと思います。
無事に戻ってこれたら、またこちらで報告いたします。それまでしばしのお別れですが、漫画などを読み返して時間をつぶしていただけたらと思います。では、また!


〔 2019/10/11 〕

出産までの長い道 9月その2 

朝晩がだいぶ涼しく感じられるようになりました。日中暑かった8月と比べると、格段に過ごしやすくなっていますね。今までは外に出るだけで息切れを起こしていましたが、今はちょっとしたお散歩もすたすた行けるようになりました。外出は気分転換にもなるので、週末の主人との買い物がちいさな楽しみです。

先日、妊娠9ヶ月に入りました。赤ちゃんに会えるまであと少し。
前回の検診では、待合中に激しい胎動があり、赤ちゃんの足が肋骨を強く押し上げ、悶え苦しんでいました。息もできないほど痛く、ベンチにぐでーんと横になれればよかったのですが、恥ずかしくてできず。車椅子で運ばれ、そのまま検診となりました。
自己血採取の予定もたち、後期検診のため、MRIと心電図、レントゲン、採血と検査のオンパレードが続きます。
自分の断面図を見るのが初めてだったので、MRIは興味深かったです。もうみぞおち、肋骨の内側の辺りまで子宮が大きくなっていました。体のほとんどが子宮みたいになっています。
少し気になったのが、子宮筋腫。前回子宮鏡検査の時ではわからなかったやつらの全貌がMRIで明らかに。大きめのが前後にひとつずつ。子宮には影響が無さそうですが、けっこう大きくてビックリしました。ホルモンの低下と共に小さくなるので、今後も取らずにいくのかな?

32週目の検診で下された診断は「全前置胎盤」。でも出血もないので、このまま予定日まで大丈夫なんじゃあないかなあ?と主治医も明るく答えてくださったので、あまり不安になっていません。

保健師さんと相談する機会があったのですが、37週たっても赤ちゃんの重さが2500g(低体重児)に満たないことがまれにあるそうです。私の場合は、体が小さいので低体重児になる可能性を指摘されました。お母さんの体に合わせて、赤ちゃんが成長するんですね。でも大切なのはお腹の中にいる期間なので、小さく生まれても正期産なら元気に生きていけるそうです。まだ34週なのでこれから大きくなる可能性は充分にあるので、順調に育っていってほしいですね。

先週、自己血採取のため病院に。32週目に入ってからは週一で病院に通っています。出産まで毎週通うスケジュールになってしまいました。自宅から少し遠い病院なので、タクシー代が地味に痛いです。
診察室に入ってみると、主治医の先生がスタンバっていました。てっきり、処置室でやるものだと思っていたので面食らいましたが、そうだ、帝王切開の時も、このおじちゃんが執刀するんだもの。普段はエコー見るだけの先生。現場のイメージがすっかり抜けてしまっていました。消毒もしていざ採血。しかし、直前になって段取りがどうとか器具が指定と違うとかバタバタしてて、やっぱり不安に。
高田純次似の明るい先生。入院中もこまめに様子を見に来てくれた優しい先生。執刀中は真剣に取り組んでくれるんだ…たぶん。
体重と貧血の関係で300ml採りました。献血よりも太い注射針だったので、入れるときも抜くときも痛かったです。フラフラしながら帰宅(体重が1kgほど減ってました)。こんなときに主人がいてくれたらなあ…なんて、考えてしまいますが、私が働けない今はしっかり稼いでほしいので、心細いですが親になる身として頑張っていかねばと思います。

美容院も済ませ、マタニティフォトも撮りました。近所のスタジオで2ヶ月ほど貼り出されているようです。
両親学級リベンジ(入院のため参加できなかった)の予約も入れたし、産着の水通しもやった。出産の準備はほぼ完了。秋のカラッたとした空気を感じながら、待ったり過ごしていきたいです。

〔 2019/09/26 〕

ドスからメスへ 

久しぶりに漫画の話です。
新シーズンがスタートし、主人公の過去とか、目標とか、それぞれの思惑が動き出した!シーズンの出だしはいつもそんな感じです。30本近く漫画を描きましたが、いまだに感想を頂くと緊張します。もっと勉強しなきゃ、いいものを作らなきゃって…。そこまで深く考えてなかった!と、新しい発見があったりで、毎回ありがたく読ませていただいています。
この記事は自分でストーリーを整理するための覚え書きのような内容なので、描ききれてない内面的な部分を書いていきたいと思います。この漫画独白がかなり少ないので。考察の参考になるかもしれませんね。

今回のタイトルであるメス(道具)とドス(凶器)とは、ロボット研究家の森政弘氏のお言葉。使い方、考え方次第で、物体(道具)の状態がいかようにも変化する、その物体自体はニュートラルなものでなくてはならないというものの捉え方です。
物語に登場するロボットたちもそう。利用する人間が使い方を間違えれば友達にも兵器にもなるという描写を意識して描いてきました。そもそも、登場する多くの人間たちがロボットに対して抱いている感情は「恐怖」です。

ヒロインのルリコは、親の影響でロボットに触れる機会は多く、かつては親しみすら覚えていたことでしょう。しかし、母親の死をきっかけにロボット=大切なものを奪うものというイメージがついてしまい、主人公に出会うまで、ロボットの存在に嫌悪しながら生きていきます。表向きは研究熱心な所長であるけれど、裏では同じようにロボットを嫌悪している父親の心情(後述)を、子どもながらに組んでいた部分もあると思います。
そして、主人公アクトと交流が深まるにつれ、徐々にその気持ちは変化し、母親の死を乗り越えられるまでに成長します。その矢先に起きてしまったのが、ロボットの連続破壊事件。大きなロボットが自分の住む街で暴れ、罪のない人々が傷つくのを目の当たりにしたルリコは、ロボットは恐ろしいもの、危険なものであることを思い知られます。そしてまた、体が吹っ飛ばされようと、暴走する仲間を助けるため、普段の彼からは想像すらしていなかった主人公のロボット的部分を目の当たりしたルリコは、研究所で元気な彼らの姿を見るまで恐怖心でいっぱいでした。

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主人公の父親的存在である所長こと猪瀬氏は、地味ではあるものの自分の仕事(整備士)に誇りを持っていましたが、今は亡き妻のアヤコの存在によって、ロボットへの愛情が歪んでいきます。夫として愛していると同時に、技術も知識も上の妻に少なからずコンプレックスを抱いていて、妻の死をきっかけに、そのポストに就きますが悲しみと喜びが混在する形になってしまいます。本編では1コマでしか描写をできませんでしたが、髪もボサボサでやつれた猪瀬氏がアクトを見つめるシーンがあります。
アヤコの遺言の元、なんとかアクトを家族の一員として考え、妻の死を乗り越えようと、アクトに「母親の死」を伝えますが、アクトはそれを受け入れられず、暴走してしまいます。道具が兵器に変わる瞬間です。対格差はあるものの、ロボットのフルパワーに敵わず、一方的にケガをさせられた猪瀬氏。副所長の水城が止めに入る頃には、眼鏡を余儀なくされるほどに左目にダメージを負います。
もし、あのときアクトになにも伝えなかったら、アクトは暴走せず笑顔でいれたかもしれない。ロボットの脅威を身をもって体感した猪瀬氏は、アクトから母親の死だけではなく、存在や楽しかった思い出すら消去する方法を選ぶのでした。

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この2人に共通する、ロボットへの恐怖。お互いに話そうとせず、アヤコの思い出を隠し、わざと明るく振る舞う姿が余計に家族関係に溝を作ってしまっていた状態が12話までのお話です。

恐怖を克服するためには、2通りのやり方があると思います。ひとつは力をもって相手を支配すること。もうひとつは慈しむ心を持って相手に寄り添うことです。猪瀬氏は前者を、ルリコは後者のやり方で、アクトに抱いていた自分の中の恐怖を取り除こうとします。
ドスにカバーをかけるやり方で支配していた猪瀬氏でしたが、最終的には、アクトをメスに変え、父親として、彼を正しい道へ導く存在になっていくことでしょう。

ロボットであるアクトもまた、利用される立場として、もちろん人間に対して恐怖を抱いています。それは、自分が使ってもらえなくなるという恐怖。利用価値がない必要とされないことは、道具の存在理由に大きく関係していることだと思います。
アヤコの手によって作られたことを忘れてしまったアクトは、猪瀬氏の洗脳や支配によってテストロボットとして、生きることを命じられますが、欠陥だらけの体が着いてこれず、リタイアさせられてしまいます。正式にはまだ告げられず、復帰を願う彼ですが、休職を言い渡された時には、猪瀬氏の手に渡った頃のように感情を失うまでに落ち込みました。
母性愛、父性愛についてはまだ勉強中ですが、父親のほうが、子どもをある程度コントロールしようとする気持ちが強いように感じます。親としての責任や子どもに対する期待なんかもそこには隠れているのかもしれません。
猪瀬氏は、記憶も感情もリセットしたアクトを、妻の立場もあり、どうにか立派に稼動させようと必死に教育しますが、言うことを聞かなかったり、忘れたい妻を思い起こさせるような仕草や言動に戸惑いを隠せず、「家族になる!」と啖呵を切ったものの、その態度はよそよそしいものになっています。しかも、なにかのきっかけで母親のことを思い出し、再び暴走してしまうかもしれない。今度は娘のルリコにまで危険が及ぶかもしれないという恐怖が、2人の関係をいびつにしていきます。
そんな態度をとられても、氏を父親のように慕うしかないアクトは、捨てられる恐怖を打ち消すように期待に応えようと自分なりに努力します。それはある種の依存のような悲しい感情です。
物語が進むにつれて、少しずつではありますが、対等の本来あるべき親子関係を築けるよう模索し合う姿は、このお話の重要なポイントになっていると思います。

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それぞれの抱える恐怖という共通の感情。支配ではなく相手に寄り添う形で理解しようとする登場人物の心の変化。恐怖を打ち消すきっかけはアクトのもつ無償の愛ではあっても、どう捉えるかは利用する人間に委ねられているのです。
執筆初期のキャッチコピーが「ヒトの心をシフトする」だったくらいですから。
この物語は、主人公(ロボット=道具)は知識や経験を増やすことはあっても、成長はしない。人間たちの意識が変化し、新しいものの捉え方を見つけていくことに焦点を当てているつもりなんですが、果たして伝わっているのかどうか…。

急激な産業発展によって、危険性を理解しながらも、便利なレアメタルを使い、ロボットを開発し続ける人々。取り締まる法律もいまひとつなのに、危ない物質を載せたまま無邪気に笑うロボットたち。
慈しむ心を宿したエイダ・アクトに迫る恐怖に打ち勝つことはできるのか?

以上、小説で表現されてそうな心理描写でした。文才があったらなあ。

〔 2019/09/11 〕

出産までの長い道 9月その1 

妊娠後期に入り、体調の変化が目まぐるしい今日このごろ。ここ以外で記録を残している媒体がないので、こまめに様子を書いていこうと思います。

漫画は相変わらずマイペースですが順調で、27話の執筆をしています。出産を控えているので、子供関連の準備などで主人との話し合いが多く、主人がお休みのときはなかなか筆を持つ時間が取れません。

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それでも子供に会える日を楽しみにしながら、はぎれでせっせとスタイなどを作っています。こちらのスタイは断捨離の時に出てきた主人の肌着(サイズが合わなくて一度も着ていない)を使用しました。
初期はあんなに不安だったのに、日に日にわくわくや勇気のような強い気持ちが増してきています。
しかし、検診では前置胎盤の診断は変わらず、20週ごろに提案された帝王切開での出産になるようです。通常の入院出産よりも期間が長くなる上に費用もかかります。早めに保険に入り直しておいてよかった。
私自身の体重は落ちたものの、赤ちゃんは1511gと順調に育っているようで、ひとまず安心。しゃっくりが多く、手を顔の前に置くのが好きな子のようです。トータルでまだ5㎏ほどしか増えていませんが、これから一気に増えるのかな?
夏の暑さに負けて、かき氷を検診前に食べてしまい、血糖値高めと指導されてしまう失敗もありましたが、体重管理は慎重にやっていきたいと思います。そういえば、主人も私の体重に合わせているのか、増えているので少し心配なところがあります。赤ちゃんが産まれる頃には素敵な格好いいパパになってほしいです。

妊娠8ヶ月となると、ずいぶんお腹が大きくなりました。張りやすくなり、日によってサイズはまちまちですが、外でも妊婦だと認識されるくらいには、膨らみが目立つように。
自宅安静と言うことで、室内ではこまめに休みながら、座って家事をちょこちょこやっています。どうしても外出しないといけないときは主人と一緒に出掛けますが、すぐ息切れやめまいを起こしてしまい、手を引かれながらフラフラ。歩いて10分の距離を2時間かけてゆっくり行かないとダメな体になってしまいました。医師に相談しても貧血ではないそうなので、たぶん低血圧(90/55くらい)体質が関係しているのかもしれません。元気なのは嬉しいですが、肋骨付近に足があると、ズキズキと痛みます。骨の痛みは地味にきついので、「蹴らないでねー。いいこにしてようねー」と我が子に語り掛けています。効果はないけれど。

それから、辛いのが夜の睡眠です。寝返りの度にお腹が痛み、クッションを挟んだり、枕を高くしてみたり、眠れる姿勢を見つけるのに一苦労。ようやく見つけても、トイレに立つとリセット。シムス位になりたいのに、赤ちゃんはどうやらいつも右側にいるようで、左側を下にすると逆に苦しくなってしまいます。ここでまさか早めに買っておいた授乳クッションが大活躍するとは思いませんでした…!お腹の下に挟むと安定するのか、比較的寝やすくなりました。

お腹の痛みの原因が子宮筋腫だとわかったのは、先週の検診のときでした。お腹が張ると、おへその左が異様に突出するんです。初期は赤ちゃんの頭かな~なんてノンキしてましたが、筋腫が張りによって浮き出ているそうなのです。元々筋腫があるのは知っていて、今回の妊娠がなければ、先に手術で切除する予定でした。
日に日に大きくなっているような気がする筋腫…。変性痛は激痛らしく、出血も伴うこともあるそうです。何より心配なのが、胎盤剥離や切迫早産の危険性があること。前置胎盤なのも加え、いつ出血もや早産になってもおかしくない状態なので、今こうして落ち着いてブログを書くことができているのはとてもラッキーなことなんだと思います。
いつでも入院できるように、準備は万端。正産期までは無事に過ごせることを祈っています。


ここ数日、クッションなしでも眠れるように。夜尿もなく、爆睡。食欲旺盛だし薬が手放せなかったはずの便秘が改善傾向。以前は痛いくらいに蹴っていた胎動も最近はモソモソと動く程度に。これって臨月の症状…?正産期までまだ1ヶ月半あるよ~。一体どうなる!?
次回は、MRI結果と自己貯血のお話をしようと思います。

〔 2019/09/02 〕

出産までの長い道 8月 

今日から妊娠28週目。8ヶ月となり、いわゆる妊娠後期に入ります。

毎日暑い日が続いていますが、お腹にカイロ、レッグウォーマー、膝掛けと腰回りを冷やさないように徹底防備なスタイルで生活しています。なかなか主人と体感温度を合わせられなかったり、漫画の執筆作業に適した温度では体に負担がかかってしまったり、空調と体調の管理が難しい季節です。

前回は切迫早産の疑いで、20日ほど入院することになっていましたが、出血もなく、その後めまいも起きていないので、あっさり退院いたしました。
赤ちゃんも1000グラムを超え、順調のようです。しかしながら、先日の検診でも前置胎盤であることは変わらず、帝王切開による出産ということになりました。母体の負担や担当医の執刀スケジュールもあり、予定日より早い出産になりそう。自己輸血用の採血の日程も立ち始めました。
不安がないと言えば嘘ですが、行きつけのエステのスタッフさん(2人の男の子を育てる元気な先輩ママ)の「冷静にお医者さんの実況中継を聞く感じだったから帝王切開での出産は楽しかったよ!」なんてお言葉を頂き、今は赤ちゃんに会える楽しみの方が買っている感じです。

主人が夏休みに入ったので、ベビーグッズを買い集めたり、家族3人で暮らすための間取りにしようと、部屋を大改造しました。それに伴い、2人で断捨離を決行!最低限の荷物で引っ越したとは言え、なんでこんなもの持ってるの?みたいな物が出てくる、出てくる。
妊娠中につき、マタニティ服を普段から着ているので、普段着の整理に困りましたが、とりあえず母から押し付けられた古着を処分しました。(伯母からもらった下着や趣味の悪い実母の服など)
我が家の地域では古着は資源としてリサイクルされます。

私は、実母とはあまり仲良くありません。入院先にいきなり両親が乗り込んできた夜は、お腹が痛くなり眠れなかったほどです。
幼い頃からの兄弟差別、自分だけおさがりを与えられ、成人してからの出ていけコール…。妊娠し、母になり、子育てについて学ぶにつれ、「自分の親はどうしてこんな育て方だったのだろう」と嫌な気持ちが募っていきました。
今年のお盆には体調不良を理由に義実家にしか帰らず、主人のみ私の実家に顔を出すだけになりました。安心できる場所を求めて県外まで逃げ、今まで波風を立てないようにうまくやってきたつもりでしたが、今回の病院凸(主人が連絡してしまった)、で私はすっかり心が折れてしまい、見舞いに来てくれた主人に泣きついてしまいました。その日は、仕事中なのに電話をかけ「もう家を出たから」と断れない状況をつくられたことを話してくれ、帰宅したら玄関に手紙とカステラ(私が入院中なのでひとりでは食べきれなかったらしい)が置いてあったことで、親子なんだから、俺の立場も考えてほしいと主張していた主人も、ようやくわかってくれたようで、今後も実家と関わるか慎重に考えていきたいと思います。

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入院中は、主人が家のことを全部やってくれました。幸い短い入院生活でしたが、産前産後の練習ができ、よかったと思います。前置胎盤ということで、大学病院に転院し、そこで出産になるのですが、個人病院とかなり環境が違うことに驚きました。入院費も高いのに、食器や寝巻き、アメニティは個人で用意。食事も以前に比べ質が落ちたように感じました。
処方される薬も限られていて、ひどい便秘になり、6日間で2.5キロも体重が増え散々な入院でした。
今回無事に出産したら、次はぜったい個人病院で産みたい!救急車で運ばれてそのまま入院だったのに、判子ひとつで最小限の荷物で入院できたので。 おいしいごはん、出産後のエステ、ホテルのような対応、入院費の安さ、家からも近いので個人病院の方が気に入っています。不妊の頃からお世話になっている病院でもあるので。

出産まであと2ヶ月。長かったように感じたのに、なんだかあっという間でした。体調と相談しながら、お絵描きをしている状態ですが、お腹がつっかえるまでもう少しだけ趣味を楽しみたいと思います。

〔 2019/08/16 〕

出産までの長い道 7月 

「前置胎盤ですね~」
不安もあるけど、長かった妊活生活も終わり、晴れて私も妊婦、ママの仲間入り!なんてのんびりしていた20週目の検診の日。
お医者さまからは、聞いたことのない診断。
前置胎盤と言うのは、普通、子宮の上部に作られる胎盤が、子宮口を塞ぐ形で作られてしまう発症率1%以下の珍しい妊娠ケース。漏れなく帝王切開で大量出血が予想されるため母子共にハイリスクなお産になるのだそう。

それでも、今まで二人三脚でやって来たお医者さまを信じていれば安心。お仕事も休んでいるし、問題ないだろうと再びのんびりとマタニティライフを満喫していました。
先日、両親学級のため、夫と出掛けようと家を出たところ、突然めまいに襲われ、目の前が真っ白になりました。幸い、近くにいた方が救急車を呼んでくれ、夫も一緒にいたので、意識はすぐに回復したものの、いつもの産婦人科まで救急搬送されました。
お腹の張りを抑える薬(リトドリン)の副作用で、服用後動悸が続いていたので、先生の指示の元、薬を止めたところ、動悸やめまいはなくなりました。
とは言っても、搬送時は担当医もおらず、お腹の張りもあったため、切迫早産の可能性を考えしばらく入院となりました。

初日は、だるさや点滴の疲れ、お腹の張りもあり、ほとんどベッドの上で安静を余儀なくされました。今日、この日記を書いている時は入院から3日目。点滴も外れ、そこそこ元気を取り戻しました。
目立った出血もなく、このまま退院かな~と思った矢先、担当医から転院のおすすめが。通っている産婦人科では未熟児の対応が出来ないので、一時帰宅も許されず、このまま大学病院へ移り、出産までの管理入院の予定になってしまいました。

まだ23週目。早すぎる診断に少々面食らいました。予約していたエステもキャンセルしないといけないし、子供が生まれたら行けないだろうと計画していた女子会やカフェ巡りデートがパァ…!そして、結婚3年目にして早くも別居生活…!!圧倒的大誤算。
私の体や赤ちゃんのことは病院がなんとかしてくれるからまだいい。でも、夫はこれからどうなる?一番に心配したのが、夫のことです。
夫は入院中(連休だったこともあり)毎日お見舞いに来てくれ、入院生活に必要なものを差し入れに来てくれています。
それでも、近いとは言えない病院の往復、仕事と家事の両立。自炊生活。毎日のように「もう独りの生活なんて考えられない、君がいないと生きていけない」と話していた夫。家のことは任せとけ!なんて元気に振る舞っていますが、彼のほうが体を壊さないか不安になっていまいます。私にできるこが、病院で食べて寝ることしかないのが歯がゆいです。冬に無事赤ちゃんと一緒に自宅に帰り、新米パパママ同士頑張って行けるよう、お互い健康第一で退院の日を迎えたいです。

最後にちょっとだけ、病院生活の話。
切迫早産の可能性があるため、院内での過ごし方は、食事、トイレ、診察、シャワー以外はベッドの上でゴロゴロです。
自宅にいた頃は、夫の朝ごはん、お弁当の準備、片付け、洗濯、掃除、自分のご飯と、二人暮らしなので、専業主婦としては楽な家事でしたが、お茶を飲んで一息ついた頃には、お腹がぎゅうぎゅうと痛みだし、昼過ぎまでベッドで横になる日々でした。多少の痛みは仕方ないと、あまり深く考えず、元気になったらアイロンがけやお絵描き、夕飯の支度等をしていました。
入院してから、家事はしないし、食事は勝手に出てくる上げ膳据え膳生活が3日を過ぎた頃には、まったくお腹の痛みを感じていないことに気がつきました。
負担の少ない家事だと思っていましたが、意外と自分の体は無理をしていたのかもしれません。

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病院食の一部です。産婦人科は量が半端ないとウワサでは聞いていましたが、働いているスタッフも同じものを食べているようで、例に漏れず食堂と変わらないクオリティです。つまり味が濃いしスタミナ満天。
お粥とか、もう少しさっぱりしたものが食べたい…。
お腹が大きくなってきた私は、すぐ胃が圧迫され、毎回半分も食べられません。(体重が増加ぎみだったので、普段はビスケット2枚とか切り餅ひとつを食事として取っていました。と、言うか基本安静なのにこの量完食してたら、必要以上に太るだろ!オバチャンには高カロリー過ぎるぜ…!)
味は、不味くないです。不味くないんですが、三方をカーテンに囲まれた匿名性の高い大部屋ひとり、誰が作ったかもわからない料理を無言で食べていると、自然と食欲も湧いてきません。自分が元気にならないと愛する夫に心配をかけてしまう。そんなことを考えながらたんたんと口に食べ物を押し込んでいると涙がこぼれることもありました。
私がほとんど箸を着けない時もあるので看護師さんにも心配されてしまいました…。
空調が効いている病室でもけっこう汗をかくので、週3回しかシャワーを浴びれないのはきついですね。
あと、ときどき、見ていないはずのテレビが勝手に点くことがあるんです。(隣の方のリモコン操作がこちらに誤送信されているようです)初日の夜に急に点いたので怖かったです。

回復しなきゃとか、頑張らなきゃと思っても、こればっかりは体質の問題なので、担当医と運命に身を委ねるしか方法はありません。なにより大切なのは、自分を責めないこと。なんで普通の分娩じゃないんだろう、元気に産んであげられなかったらどうしようなんて、クヨクヨしてても始まりません。今、母親としてできること、それがひたすらゴロゴロ!ダラダラすること!自分の得意分野じゃないか!応援してくださってる方々には本当に感謝しています。
こんな感じで、今の病院にはあと1週間程入院します。出産まで3ヶ月あまりを元気に過ごせるか、ちょっぴり不安な入院生活、スタートです。

〔 2019/07/16 〕

ワン!ワン!5月22日は『ほじょ犬の日』 



急いで描いたのでアナログです。鉛筆とポンキーペンシル(三菱)で描いています。筆圧がバカになっている私にとって、普通の色鉛筆はもうほとんど使えません…。

タイトル通り補助犬のお話。働くわんちゃんたちのお陰で、私たちの暮らしはだいぶ豊かになりました。補助犬は体の不自由な方の目になって耳になって、手足になってくれる大切なパートナーです。
でも、実際は必要としている人全員に行き渡っているわけでもなく、同伴入店拒否もしばしば。衛生面を完璧にできるよう、利用者も厳しい訓練の末ようやくお迎えできたワンちゃんとは言え、人間との完全なる共存は難しいのが現状のようです。

この漫画に登場する機械の少年アクトは、エイダと呼ばれる介助ロボットです。もっと介助犬を多くの人に知ってもらいたい。ロボットと共存するに当たって今後の課題ってなんだろう?そんなところから生まれたのがこの漫画です。(以前、なにかの記事で「犬は小さなロボット」と書かれていたのが、とても強く印象に残っています。)
犬の擬人化(機械化?)した社会派福祉漫画とは言えませんが、少しでも、そう言った取り組みを知るお手伝いができる作品になれたらと思います。

介助ロボットとして生まれたアクトですが、彼は実際にパートナーとして人の暮らしを支える仕事をしていません。パートナーとしての適正がなく、与えられた仕事は、機能のテストでした。よりよい製品になれるよう研究所職員と実験や研究をすること。その仕事もまもなく適正がないと判断され、最終的には「普通のロボット」として猪瀬家に引き取られることになります。
物語ではありますが、実際でも、すべてのワンちゃんたちが立派な補助犬になれるわけではなく、性格などの問題でキャリアチェンジ(引退)を余儀なくされる場合があります。パートナーになれなくても、PR犬として活動したり、施設で人とふれあったりと、別の職場で活躍できるパターンもあります。
そして、訓練を受けたワンちゃんに共通することは、もう人の手がないと暮らしていけないということ。訓練されたワンちゃんは犬同士のコミュニケーションが苦手になってしまったり、ひとりぼっちが嫌だったり、室内で飼わなくてはいけないなど様々な条件がついてしまいます。
アクトたちが難しい子、変な子として描いているのはそんな事実を知ったからでした。優しくて誠実なイメージの介助犬ですが、そんな一面もあるんだなあと。

第5話では、アクトが家族と離れて待つシーンがあります。ロボットが飲食店の入店を断られたわけではなく、介助ロボットであることを証明するワッペンを身に付けていなかったため、所長が同伴を自粛した形になっています。事実に基づいたものではないけれど、こんな形で、介助犬の悩みや課題に触れるような内容がたびたび登場します。
作業着を着ていても健常者の所有物になっているので、どのみち自粛したと思いますが、落ち着きがなく第3話でお留守番ができないアクトの訓練も兼ねて、成長を見守ろうとする所長の愛情があったりします。愛着のあるもの(このときはパジャマ)の見張りをさせることで、使命感や安心感を与えたりさりげなく彼の背中を後押ししています。
さまざまな資料を集めているうちに、なんだか子育てに通じる部分もあるなあ…なんて。

ロボット漫画というよりは犬の漫画に近いのかもしれません。早い段階でキャリアチェンジを宣告されたアクトは十分な訓練もなく、家族に引き取られますが、温かい愛情の中で成長していきます。
ロボットというと、頭脳明晰、冷徹、超人的パワーなど完璧なイメージがありますが、こんな未熟なロボットがいてもいいじゃないですか。これと言って能力はないけど好奇心と表情は一人前。そんなワンコ系介助ロボット・アクトが作る、福祉応援風味SFロボット漫画です。

エイダは日本盲導犬協会を応援しています。

〔 2019/05/25 〕